孤高の新聞記者Mの「スロっとする話」(毎週火曜担当)

孤高の新聞記者Mの「スロっとする話」(毎週火曜担当)

某スポーツ紙記者歴15年。長くモータースポーツを担当し世界各国を取材、単行本を出版するまでに至ったもの業界不景気につき特集は打ち切り。最近、パチンコ・パチスロ特集担当に就任した。しかし、これこそが天職だと実は喜んでいる。パチスロに〝ロマン〟を求め続け20余年、社からは特に頼まれていない、ホールでの実戦取材に明け暮れる日々を過ごしている。

孤高の新聞記者M

盲点

2017年08月08日(火)

先週は「バイオハザードリベレーションズ」「功夫淑女」「政宗2」が、新たにホール導入となった。いずれもシリーズ後継機ということで、それぞれの前作ファンはお待ちかねだったわけだが、皆楽しめただろうか。私はこの3つの中では断然功夫淑女派なので、月曜から打つ気満々だった。

 

ところが、である。肝心のモノがない……。地元の駅近辺には3軒のホールがあるが、1台もない。となりの駅の大型ホールにもない。バイオの方はどのホールも5台以上入れているというのに、一体この格差は何だ。今回の3機種の中では最も歴史が古く、ファンも多いだろうに。バイオの方はゲームでは大ロングセラーだが、今更新たにゲームファンがこっちに移ってくることはそれほどないのでは? 案の定、週末には空席ができていたではないか。その分、功夫を入れておいてほしかった。

 

と、いうわけでその翌日、電車で30分かけて功夫淑女を打ちに行くことに。前作を最後に打ってから何年経ったのだろうか。チーパオ、パンダ師匠、コアラ師匠等のキャラクターたちは3D化されており、なつかしの大食い修行演出やロウソク修行演出も健在。このあたりは想像通りというか、程よい進化ぶりだ。リールの方も漢数字の七図柄やチーパオ3連図柄など、なつかしさたっぷりだ。ART準備中にボーナス当選したときのシンプルなリール消灯演出も好感触だった。

 

ところがプレイに慣れてくると、徐々にツッコミどころが出てくる。しかも次々と。まず、これは最初からそんな感じなのではと思っていたが「功夫チャージシステム」ってやつが良くわからないし、メリットを感じない。また、そんなゲーム性などより以前に、通常時のメダルの持ちが悪いのは非常に気になるところだ。先月の新台、リング終焉が時折50枚で100G回せるというこの時代に、良くて25Gって、こんな格差があって良いのか? さらに、もっと気になったのがART準備中のメダルの減りが激しいこと。ART中のボーナスということでギリギリ許せたが、100枚ちょっとしか出ないのに準備中にそのうち60枚失うなんてちょっとヒドくないか? そのときの私は100G以上残していたので良かったものの、340Gしか残っていなかったら保留がいっぱいになる前に終了してしまうぞ。

 

ちなみに、この時の戦況は1万円をつぎ込んだところでようやくボーナスに当り、その後その持ちメダル内でART突入というもの。負けは必至だと思っていたら、ARTスタートの前に3回ボーナス当選+3回のエピソードバトルを獲得。さらに60Gの上乗せを得て合計180Gスタートと、大逆転勝利予想へと状況は一変した。

 

ところが前述の通り、ボーナス後予想外にメダルが減ったこと、エピソードバトルで一回しか勝てなかったことなどで、500枚ちょうどで終了と不満の残る結果に。それにしてもエピソードバトルって獲得した時にはスペシャルな感じだったが、蓋を開けてみれば勝たなければ恩恵はひとつもなし。普通この手のスペシャルステージってART残りG数は減算されないんじゃ……? つまり液晶演出の内容が変わったに過ぎないのだ。期待どおり、期待外れ、いずれの要素もあった新作だが、実戦前には分からなかった意外な盲点が多すぎた。バイオの方を選んだホールの判断は正しいといえるのかも。

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